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町長の部屋 「LGBTQ」をテーマとしたトークショーを実施いたしました

ページID:0022683 更新日:2022年10月28日更新 印刷ページ表示

鬼北町長の兵頭誠亀です。

 昼と夜との寒暖差が大きくなっております。気温差が激しい環境下では、思っている以上に体に負担がかかっています。季節の変わり目や、暖かい室内から気温の低い室外へ移動する場合などは「寒暖差疲労」が溜まりやすいので、お体には十分にお気を付けください。

 さて、愛媛県では11月11日から12月10日を「差別をなくする強調月間」と定め、あらゆる差別をなくすための様々な取組みを行っています。鬼北町では10月25日(火)に広見中学校体育館でタレントで振付師のKABA.ちゃんと愛媛県でパーソナリティーとして活躍されているやのひろみさんをお招きし「LGBTQ」をテーマとしたトークショーを実施いたしました。

 近年、社会的関心が高まっていますが、鬼北町においては、その理解は十分に進んでいるとはいえないと感じています。
 今回お招きしたKABA.ちゃんさんは2002年に性同一障害を公表、2016年には性別適合手術を受け女性に戸籍変更されました。公表に至るまでの葛藤や自分を受け入れる覚悟など、自らの体験談を参加した広見・日吉中学校の生徒たちに語りかけていました。生徒たちには難しい話題ではありましたが、熱心に耳を傾け、お互いに様々な違いを認め合い、思いやりを持って協力し合うことが大切であることを理解したことだと思います。

 また、性的マイノリティのカップルが、お互いを人生のパートナーとして、自治体に宣誓し、その関係を行政が認知することで、少しでも生きづらさを軽減するための制度(パートナーシップ宣誓制度)についての話がありました。現在日本では、200以上の自治体でパートナーシップ宣誓制度が施行されていますが、残念ながら愛媛県では現在パートナーシップ宣誓制度を施行している自治体はありません。鬼北町では現在前向きに制度の確立を検討しており、性的指向又は性自認に係る性的マイノリティの自由な意思が尊重され、個性と能力を十分に発揮できる社会の実現を目指して参ります。

鬼北町長 兵頭誠亀

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