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鬼北町庁舎の紹介
鬼北町庁舎
鬼北町庁舎は唯一無二の鬼北町の財産です。その財産は、各方面から評価をいただき、価値を一層高めています。
第17 回公共建築賞「優秀賞」受賞
公共建築賞は、優れた公共建築を表彰することにより、公共建築の総合的な水準の向上に寄与することを目的に、一般社団法人公共建築協会が昭和63年に創設し、国土交通省、全国知事会、全国市長会及び全国町村会の後援を得て、隔年で実施しているものです。
他の建築賞に比べて、竣工後3年以上経過した公共建築を対象としていることのほかに、評価の基準として、設計施工が優れているということのみではなく、地域社会への貢献や施設管理、保全といった視点からも評価を行うことに特徴があります。
賞の対象とする公共建築は、国の機関、地方公共団体又は政府関係機関若しくはこれらに準ずる機関が施行 した公共建築及びその他公共性の高い公共建築としています。 また、竣工後3年以上経過したものを対象としており、第17回公共建築賞では、平成24年4月から平成28年3月の間に竣工した公共建築を対象 としています。
(鬼北町庁舎は木造別館が平成26年12月に竣工、本館保存再生工事を平成28年2月に終えています)
報道資料 → https://www.pbaweb.jp/img/content/公共建築協会_報道資料-2020.7.2.pdf<外部リンク>
第17回公共建築賞四国地区審査委員会 大谷英二委員長講評による講評です。
↓
https://www.pbaweb.jp/img/content/17th_PBAward-booklet_hp-ver_08_shikoku.pdf<外部リンク>
第28回BELCA(ベルカ)賞受賞
公益社団法人ロングライフビル推進協会が、長期にわたって適切な維持保全を実施したり、優れた改修を実施した既存の建築物のうち、特に優秀なものを表彰する「BELCA賞」において、鬼北町庁舎がベストリフォーム部門にて表彰されました。
ベストリフォーム部門は社会的・物理的な状況の変化に対応して、今後の長期使用のビジョンを持って、蘇生させる、もしくは飛躍的な価値向上等をさせるリフォームがなされた模範的な建築物を表彰するもので、この部門では愛媛県内初の受賞となります。
創建当時の姿を守るために議論を重ね「身の丈に合った庁舎」を目指した改修の取り組みや、働き方改革をも伴っていることが高く評価されました。
詳しくはBELCAホームページをご覧ください。http://www.belca.or.jp/b149.htm<外部リンク>
第30回日経ニューオフィス賞 四国ニューオフィス奨励賞受賞
一般財団法人ニューオフィス推進協会が日本経済新聞社と共催で実施する「日経ニューオフィス賞」において、鬼北町庁舎本館が四国ニューオフィス奨励賞を受賞しました。
この賞は、「ニューオフィス」づくりの普及・促進を図ることを目的とし、創意と工夫を凝らした模範となるオフィスを表彰するもので、鬼北町庁舎の住民目線に立ったオフィス改革が評価されました。
第11回日本ファシリティマネジメント大賞(JFMA賞) 優秀ファシリティマネジメント賞受賞
「文化財として保存した庁舎の活用とFMサイクルの浸透-鬼北町庁舎再生への取り組み-」
鬼北町は、公益社団法人 日本ファシリティマネジメント協会(JFMA)が主催する第11回日本ファシリティマネジメント大会において、庁舎の保存に係る取り組みが、国の登録有形文化財の特徴を損なわず改修し、併せてワンストップサービスを導入するなどの業務改革を行ったとして評価され、四国初の優秀ファシリティマネジメント賞を受賞しました。
庁舎が町の文化遺産として、町民の皆様にも誇りと思える名誉な賞であるとともに、この賞を頂いたことが終わりではなく、むしろスタートと捉え、このFM賞に恥じない行政サービスの提供を今後とも目指していきます。
日本ファシリティマネジメント大賞(JFMA賞) について・・・ファシリティマネジメント(FM)に関する優れた業績等を表彰することにより、日本国内におけるFMの普及・発展に資することを目的とした賞です。
※ファシリティマネジメント
公益社団法人 日本ファシリティマネジメント協会(JFMA)においては、FMを「企業・団体等が保有又は使用する全施設資産及びそれらの利用環境を経営戦略的視点から総合的かつ統括的に企画、管理、活用する経営活動」と定義しており、単に手法という範疇から、より広くFMを経営的視点に立った総合的な活動として捉えています。
造形の規範となっているものとして、平成24年に国登録有形文化財となった鬼北町庁舎。
しかし、耐震性能の向上、老朽化した設備の更新、現代機能の充実、やさしい空間の形成等を図るため、大規模な改修が必要と判断し、様々な経緯を経て平成27年4月に改修に着手、平成28年2月に工事を終え見事に再生されました。
文化財でもある庁舎の改修コンセプトは、オリジナルを大切にした「変化の無いように見せる改修」。その具現化のために多くの皆さんのご協力を得て再生庁舎となった建物の魅力を鬼北町庁舎設計監修委員会委員である東京工業大学名誉教授 藤岡洋保先生に紹介していただいています。
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