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令和3年を迎えて

ページID:0018178 更新日:2021年1月1日更新 印刷ページ表示

 新年あけましておめでとうございます。鬼北町のホームページにアクセスしていただき、誠にありがとうございます。

  町民の皆様には、お元気でお正月をお迎えのことと存じます。心からお喜び申し上げます。

昨年は、新型コロナウィルスの影響により、都市圏だけでなく日本全国において様々な影響を受けることとなってしまいました。町民の皆様のご家族或いはご親戚の中にもコロナ禍において社会的・精神的な被害にあわれた方々がいらっしゃると拝察し、心からお見舞い申し上げます。
  全国で社会生活の制限がこれほど長引く状況は、多くの町民の方々にも、初めての経験になったところだと思います。高齢者の多い本町にとっては、コロナへの感染は、都会以上にリスクが大きく危惧するところでありまして、対策の強化を図らなければなりません。
  また、保育現場・教育現場の子供たちは、先生や友人たちと交わす大声での親しい会話や笑い声、スポーツで共に汗をかきながら技を競い合う姿、ごく平凡なスキンシップなどが影を潜め集団生活を送っています。
  喜怒哀楽などの感情を素直に表現できる日常生活・様々な場面が、いかに素敵で尊いものかを、私自身が実感し、懐かしささえ感じてしまいます。
  一日も早く、コロナに立ち向かう「ワクチン」の完成・摂取を願うものであります。

 さて、鬼北町では、現在コロナ禍への対応策を展開する一方、3年前の西日本豪雨災害の復旧事業を継続しておりますが、単独・補助災害 合計349個所という空前の被害箇所数に至っている関係上、施工業者のマンパワー不足という状況も発生し、すべてが完了に至っている訳ではありません。
  願うのは、被災された方々が、一刻も早く元の生活に戻られる事、また、基本的な農林水産業・商業活動の資本整備が復旧できる事であります。復旧事業3年目の令和3年度を最終年度と位置づけて推進して参ります。

 さらに、児童福祉施設や学校施設において、現代の社会情勢にふさわしいサービス体系の構築を図ることや、森林やジビエなどの地域の財産を活用した新しい産業の創出など、今・そして未来の鬼北町に必要な施策を展開して参りたいと考えているところであります。
  変わらぬご指導・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 結びになりますが、令和3年が皆様にとりまして輝かしい1年になりますよう、心からご祈念申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

 

愛媛県北宇和郡鬼北町長 兵頭誠亀

令和3年1月  愛媛県北宇和郡鬼北町長 兵頭誠亀