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新型コロナウィルス対策 鬼北町単独事業創設します。

ページID:0016860 更新日:2020年5月11日更新 印刷ページ表示

鬼北町のホームページにアクセスいただき,誠にありがとうございます。

 緊急事態宣言が発表されてから、数週間経ちました。
  陽性患者の勤務先が鬼北町であったということで、住民の皆様の動揺が広がっていると思います。これまで以上に、「密集」「密閉」「密接」そして「不要不急の外出」の回避を徹底していただき、危険拡大を最小限に抑えることができるようご協力をお願いします。
 加えて、人権を無視した攻撃や不確かな情報の拡散などを絶対に避けていただくよう重ねてお願い申し上げます。
  一方、一般国民に対して自宅にいることが求められる中で、医療・福祉介護・スーパーマーケット・運送業・サービス業・小売業など、大きな感染リスクを背負いながら我々の生活を支えていただいている方々に、心から感謝申し上げます。

 さて、鬼北町においては、事業所向け支援制度について事業着手いたしました。
 鬼北町では中小企業振興資金の融資枠を拡充し愛媛県が出している感染症対策資金と合わせて支払利子の補給について、いずれも無利子融資となる施策を予算化いたしました。
 この施策には、商工会・金融機関にご協力いただき、すでに多くの企業から問い合わせ・申し込みをいただいているところです。

 2つ目の町単独施策を申し上げます。
 国の持続化給付金制度が創設されます。感染症拡大により、特に大きな影響を受けている事業者に対して「事業の継続」と「再起の糧」としていただくため、前年 同月比較50%以上の減収分への給付が予定されています。
 鬼北町では、その区分から除外されることとなる企業さんへの支援給付金を拡大創設いたします。連続3か月の売り上げが、前年同3か月と比較し、減収率が20%以上・50%未満となる企業への給付を「町単独事業」として、支援実施いたします。限度額上限を、中小企業で50万円、個人事業主25万円といたします。予算規模は1億1千万円程度を計上いたします。

 2年前の西日本豪雨災害の時に、町単独災害費用を1億円計上いたしました。その時は、田畑が崩れた中で、農業を継続するかどうか…という決断・判断にまで追い込まれた状態、そのような農家の方が多数いらっしゃったわけですが、今回の状況はその時と同じように、物理的・精神的に厳しい状態が、全町内の経済に発生していると判断いたします。
 こういう時こそ、その時と同じように町独自の施策を展開するべきと判断いたしました。
 もちろん、大きな事業所においては、影響額すべてを給付金で賄えるわけがないことはわかっておりますが、町内の不安要素を少しでも和らげられるよう、行政側の意思を早くお伝えすることも大切であると考えた次第です。
 どうかご理解いただきますようお願いいたします。

 一刻も早く安心して暮らせる鬼北町になることを心から願い、感染防止の様々な取り組みについて、なお一層のご協力を、よろしくお願い申し上げます。

 

愛媛県北宇和郡鬼北町長 兵頭誠亀

 

愛媛県北宇和郡鬼北町長 兵頭誠亀