本文
広見中学校のライフキャリア教育「地域コミュニケーション科」
文部科学省教育課程特例校制度による独自教科の新設
鬼北町教育委員会では、広見中学校の「教育課程特例校指定」を文部科学省に申請し、令和6年2月6日付けで文部科学大臣の認可を受けました。
これにより、令和6年度から広見中学校では独自の教科「地域コミュニケーション科」を新設します。
教育課程特例校制度とは、文部科学大臣が学校教育法施行規則第55条の2などに基づき指定する学校において、学校または地域の実態に照らし、より効果的な教育を実施するための特別の教育課程を編成することを認める制度です。
広見中学校のライフキャリア教育「地域コミュニケーション科」 [PDFファイル/4.61MB]
地域コミュニケーション科の3つの視点
- 地域の人々との交流を通して生き方を学ぶ。
- 地域の人々との関わりの中でシビックプライドを養う。
- コミュニケーションスキルの向上を図る。
ふるさと鬼北の魅力を実感できる教育活動の創造
地域の歴史、産業、伝統文化等に関わる人々などとの交流により、地域をより広く深く学習するとともに、その人たちの生き方、考え方を学ぶ。
【学習例】ふるさと再発見ツアー、ふるさとワークミーティング
地域と連携した教育活動の推進
高校生との交流や小学生の学習支援を行ったり、地域のよさを発信する活動に取り組んだりすることを通して、地域の人々との交流を広げ、地域貢献の意義と喜びを体感する。
【学習例】Uターン学習、中高タイアップ学習、鬼北イメージアッププロジェクト
夢をはぐくむライフキャリア教育の推進
地域の青年や県内の大学生との交流を通して、自らの生き方を考える機会とするとともに、鬼北町内各職場で働く人々の思いにふれる学習を通して多様な価値観を知る。
【学習例】くるまざ♡ミーティング、ドリームアップミーティング
「地域コミュニケーション科」の学習に充てる時間
各学年の年間標準時間数は変更せず、「総合的な学習の時間」の一部を、「地域コミュニケーション科」の学習時間に移行します。