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第11回鬼の造形大賞入賞作品決定及び展示のお知らせ
【令和7年度】
第11回鬼の造形大賞の入賞作品決定!!
鬼北町では「鬼」を核とした町づくりを進めているところで、その一環として「鬼の造形大賞」を実施しています。
第11回(令和7年度)となる今回も、全国から鬼の造形物を募集したところ31都道府県から87作品の応募がありました。
審査会の結果、以下の作品が入賞となりましたのでお知らせします。
最優秀賞

作品名:福オモテ、隠はウチ
作者名:Peek-a-Doo
審査員評価:高さ約90センチ、幅・奥行きもそれぞれ約70cm程度あって、今回の応募作品のなかでも大きめの部類にはいる作品でした。井戸から現れた屈強な体を持つ鬼の視覚的なインパクトと、手に持ったおたふく面のふくよかな印象が対比表現としてユニークで、審査会場全体を通しても、とても存在感のある作品でした。
優秀賞

作品名:千手観音鬼王
作者名:Spring Fragrance
審査員評価:複数の手を持つ鬼の王としての風格と力強さに加え、製作技術においても緻密で、鬼の本体だけでなく台座の模様まで繊細に作りこまれていて美しさを兼ね備えた作品です。
鬼北町長賞
作品名:厭(えん)
作者名:熊
審査員評価:本作品の顔がとても印象的でした。独創性と細部のディテールや質感までよく作りこまれていて、とても魅力的な作品と感じ選出しました。
鬼北町議会議長賞

作品名:My Family
作者名:Takashi Katayama
審査員評価:「白」のみで製作された本作品。立体造形作品ならではの照明による陰影で鬼の筋肉の隆起や表情を表現されているところ。また、滑らかな曲線で造られた龍の造形美。正面に睨みをきかせている鬼の佇まい。そして掌に乗る少女の眼差しが印象的で様々な角度から見ることができる作品でした。
広見郵便局賞

作品名:鬼の子すやすや
作者名:島上 知章
審査員評価:すやすやと寝ている赤鬼の子供の寝顔が可愛らしく癒されたので選ばせていただきました。
伊予銀行賞

作品名:鬼子守
作者名:吉野 ヨシ子
審査員評価:古い板材を利用し、身を挺して子守りをするやさしい鬼の姿がよく表現されていました。また、どこかノスタルジックな雰囲気が伝わる素晴らしい作品でした。
愛媛銀行賞

作品名:平和を訴える守護鬼
作者名:松本 邦文
審査員評価:この作品を選んだ理由は、現在世界各地で戦争が続き、多くの市民が悲しみに苦しみを抱えている状況で、平和への願いを強く訴えるメッセージ性が際立っていたからです。この鬼の像は、まず見た目の華やかさが目を引き、観る者の心を一瞬で捉える力強い存在感を放っていました。さらに、平和の象徴である鳥が巧みにあしらわれており、作品全体に込められた平和への祈りが非常に印象的でした。初見で感じた圧倒的オーラと細部までこだわり抜かれた造形美が融合し、観る者に深い感動を与える一作だと感じました。
JAえひめ南賞

作品名:ありますよ鬼
作者名:佐伯 剛陽
審査員評価:親しみやすいキャラクターと丁寧な造りに感動しました。また、昨今のコメ不足が話題になっている世の中で、この作品名では鬼が「はい!お米ありますよ!」と言っているようで洒落が効いていて、農産物を取り扱う私たち鬼北町農業協同組合のイメージとぴったりであると本作品を選出しました。
鬼北町商工会賞

作品名:鬼の子
作者名:ハルミカ
審査員評価:全国各地からの応募作品のクオリティーと作品数に驚いた審査会であったが、いろいろな鬼のなかで一番和みを感じた作品でした。
(株)フジ広見店賞

作品名:妖炎魂剛棒
作者名:杉山 幸則
審査員評価:とても精巧に作られていて、迫力がある作品だなぁと思いました。お店に展示させてもらったこともある大好きな作家さんです。
鬼北町農業公社賞

作品名:縁の下の力持ち
作者名:タエ
審査員評価:作品名からして、鬼北町の農業基盤の下支えを担っている=「縁の下の力持ち」と自負している私たち鬼北町農業公社のイメージにぴったりな作品で、作風も可愛らしく本作品を選びました。
道の駅 三角ぼうし賞

作品名:破壊と再生
作者名:辰巳 又助
審査員評価:ユーモアと不気味さが融合した印象的な作品ですね。今回も多数の応募作品が並ぶなか、この作品のインパクトに目を奪われました。独創的な発想と構図(上に乗っている小鬼の右足首にも金色のアクセントが入っているのが印象的)に加え、造形技術も高い作品だと思いました。作品名が「破壊と再生」ということで、破損と修復、生命力と不穏さを表現されているのでしょうか。暗めのカラーで陶器のザラっとした質感をベースに、金継ぎの金色をアクセントにした色の対比が鮮明で、修復の意味がより強調されていると感じました。
道の駅 日吉夢産地賞

作品名:守羅
作者名:joma
審査員評価:夢産地に設置されている鬼のモニュメント「柚鬼媛」に顔が似ている気がして、身近に感じられたことから本作品を選びました。
愛媛FC賞

作品名:幸せの黄色いフウセン
作者名:ランナートシ
審査員評価:鬼というのは、どうしても怖いと思う存在。ただ、イメージとは違うほんわかとした鬼は親しみやすく、優しい一面もあるよ。という印象を与えてくれました。また、優しい鬼が幸せの黄色いフウセンを膨らませ、様々な人々に幸せを届けてくれると思います。我々、愛媛FCも作品紹介に書かれているように鬼北町のような「夢と希望あふれる幸せいっぱい」なクラブになる目標ともリンクしていたので選出いたしました。
ありがとうサービス賞

作品名:鬼の休日
作者名:かとう あきら
審査員評価:成川渓谷にあります、高月温泉に入っているかのような鬼の姿が印象的でした。温泉に入ると、鬼も笑顔になるんですね~
審査会の模様
「第11回鬼の造形大賞作品」の展示について
令和7年12月18日(木曜日)から、鬼北町歴史民俗資料館1階に展示しています。
●鬼北町歴史民俗資料館展示について
期 間:令和7年12月18日(木曜日)から令和8年5月10日(日曜日)まで
【展示期間については、展示物の入替等の都合により終了する場合があります。展示終了につきましては決まり次第掲載いたしますのでご了承ください】
場所:愛媛県北宇和郡鬼北町大字下鍵山425番地
明星ケ丘 鬼北町歴史民俗資料館1階
開館時間:午前9時~午後5時まで
休館日:毎週月曜日
入場料:大人200円












