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ワクチン未接種者への差別的行為はやめましょう
ワクチン未接種者への差別的行為は禁止です!
新型コロナワクチン接種については、新型コロナウイルス感染症のまん延予防の観点から実施するも
のであることから、予防接種法第9条の規定に基づいて、妊娠中の方を除き、接種を受けるよう努めなけ
ればならないとされていますが、接種は強制ではなく、各個人が予防接種による感染症予防の効果と副
反応のリスクの双方について理解した上で、自らの意志で接種を受けることとされています。
ワクチン接種をしていない方への差別的行為は人権を侵害する行為です。
ワクチン接種は本人の意思に基づくものであり、病気など様々な理由でワクチンを接種できない方もい
らっしゃいます。接種をされていない方に対する接種の強要はしないようにしましょう。
ワクチン接種をしていない方に対する差別的行為は行わず、地域全体で温かく包み込むように支えま
しょう。
コロナ対策のつもりが過剰な反応になっていませんか?
思い込みが差別や偏見を生みます。正しい知識・情報に基づいて行動しましょう。
(1)医療従事者やエッセンシャルワーカーに感謝やエールを
医療従事者やその家族に対する、必要サービスの提供拒否、行事への参加拒否など様々な問題のあ
る事例が全国で起こっています。また、社会生活の維持に欠かせない業務に携わる人々への差別の事
例も多く発生しています。医療従事者やエッセンシャルワーカーに感謝の気持ちを持って接し、エールを
送りましょう。
(2)感染者とその家族への差別や偏見
感染者や濃厚接触者を過剰に避けたり非難したりする差別や偏見が生まれています。中にはプライバ
シーなどの人権を侵害しかけない事例も見られます。ウイルスには気を付けても誰でも感染する可能性
があります。相手の立場にたって、正しい知識をもとに、感染者とその家族に思いやりを持って接しましょ
う。
(3)思い込み、過剰な反応による差別や偏見
特定の症状というだけで感染を決めつけてしまったり、あるいは感染者と同じ学校、同じ地域の居住者
というだけで差別・偏見の対象となることがあります。思い込みを避けて正しい情報を確認し、科学的根
拠の乏しい過剰な反応は控え、冷静に行動するようにしましょう。
コロナ差別に悩んだとき
法務省ホームページ(新型コロナウイルス感染症に関して-差別や偏見をなくしましょう-)