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資料館1階は、日吉ガイダンスエリア。特産品をはじめ、祭り、伝統工芸、四季、交流マップ、情報ファイルなど、日吉の様子が一目でわかるガイダンス空間です。 展示品の背景には、日吉の素敵な人々が登場しています。 資料館2階は、歴史・民俗エリア。杣と炭焼き、農耕、和紙、養蚕のコーナーでは、民具とともに、今なお技術を伝えている人々を紹介しています。
位置:愛媛県北宇和郡鬼北町下鍵山427明星ケ丘電話:0895-44-2666Fax:0895-44-2129
▲歴史民俗資料館外観
茅葺き民家の明星草庵は、大正時代の生活を復元しています。 土間には、夜なべ仕事や冬期の仕事に使用された民具が展示され、板間には「いろり」。座敷に上がって縁側に座ると、おばあちゃんの機を織る音が聞こえてきそうです。 縁側からは、鬼北町の山並みが見渡せ、耳を澄ませば庭に据えられた水琴窟の冴えやかな音が聞こえます。
農民たちを救った武左衛門偉業を今に語りつぐ記念館。 館内には、一揆の起こった背景・てん末などの解説コーナーや、村人が出演している「武左衛門物語」のビデオ、一揆の群像などがあります。 武左衛門と同志たちの熱い勇気と行動力の世界を、時間・空間を越えて体験できます。
郷土の偉人武左衛門翁の業績と精神を学び、長く後世に伝える目的を持って建立されました。 武左衛門と勇士達の慰霊のため、毎年4月に例祭が開催されます。
井谷家は、旧吉田藩領鍵山・日向谷村の庄屋をつとめた旧家でした。 1890年(明治23年)市町村制実施により、日向谷村、鍵山村、父野川村、上大野村が合併して日吉村(現鬼北町日吉地区)が発足したとき、23歳で初代日吉村長となり、北宇和郡会議議長、県議会議員を努めました。 正命氏は巨額の私財をなげうって、道路の開設に奔走。現在の下鍵山の街並みは近隣町村にも見ることのできない道幅の広さと、整然な街並み、当時としては、画期的なことだったことはいうまでもありません。 また、1906年(明治39年)5月には県知事の認可をうけ、私立日吉実業学校を設立。尋常小学校卒業者を対象に4年間で農業・林業育成を目的としました。 旧日吉村の歴代村長、議員などの役職者には、同校出身者が多く、村の発展に大きく貢献しています。
大野作太郎は、教育・政治・産業など様々な分野での業績に加え、旧日吉村の自然を愛し、常に地球的視野で何億年もの太古の時代を見据え続けました。 大野作太郎が愛した言葉「自然の越えて聞け」は人と自然とのあり方を教えています。 地質館には、大野作太郎が発見した世界的に有名な化石「アナシビリテスオオノイ」や、化石採集の足取りを衛星ランドサット撮影の図面で紹介しています。 また、大野作太郎の遺品と地質資料の展示もあります。