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文化財~吉蔵寺~

ページID:0002723 更新日:2012年1月1日更新 印刷ページ表示

吉蔵寺

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  沢松山吉蔵寺は文和3年(1354)の創建で永弘祐禅師の開山と伝えられ、中世等妙寺の六奉行寺院の一つとされています。寛政元年(1789)大同根和尚により再興しましたが、今は無住の寺となり昭和30年頃庭にあった欅(ケヤキ)の大木を伐採し、寺院の修理費に充て、現在地にお堂を建てました。この寺の寺宝の大般若経600巻は現在6箱の木箱に納められ分類すれば次の様に分けられます。応永年間(1394~1428)の写本88巻、永享年間(1429~1441)のもの71巻、年代の不明なもの67巻、奥書のないもの100巻、断簡5巻などで合計331巻が保存されています。写経された場所は現在の東宇和郡や喜多郡に及んでおり、なぜ吉蔵寺に伝わっているのかについては未だに不明な点が多く、今後の研究に期待されます。 (町指定有形文化財)

所在地

沢松地区

指定年月日

昭和52年10月28日