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■史跡等妙寺旧境内保存管理計画策定報告書

文化財

史跡等妙寺旧境内保存管理計画策定報告書

 等妙寺旧境内は、鎌倉時代末期に創建された天台系律宗の山岳寺院で「遠国の四箇戒場」の一つといわれています。この寺院跡の全容解明と保護を目的に、これまで現地の考古学的調査をはじめ、文献史学や什物の調査など、多方面からの様々な調査を実施してまいりました。こうした調査が進むにつれ、等妙寺が中世史の中で果たしてきた役割の大きさだけでなく、日本仏教史を語る上でも欠かすことのできない重要かつ貴重な寺院であることが認識されるようになりました。平成20年3月28日には晴れて国指定史跡となり、新たな出発をすることとなった次第であります。

 この貴重な文化遺産である「等妙寺旧境内」を後世へと末永く伝達していくことは、現代を生きる私たちに課せられた大きな責務であります。同年に鬼北町は本史跡の管理団体として指定を受けました。これから史跡の保全管理を適切に行っていくため、平成20・21年度の2ヵ年をかけて保存管理計画について検討を進めてまいりました。ここにその成果をまとめた報告書を刊行いたします。本書が、これからの史跡の保存管理の指針として、また、地域の文化教育、文化財保護活動の向上にとって、一助となれば幸いです。



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